いわゆる会社員として働いていく場合、どうしても会社名や肩書、収入や福利厚生等で判断しがちだと思う
でも、本当に大切なことは、自分が今やりたいことは何なのか、ということではないだろうか?
こういうことをやりたい、将来のためにこういう技能を身に付けたい、経験を積みたいなど、そのような視点で仕事、会社選びをすることが大切なのではないかなと思う
私自身も、そのようにして大学を卒業してから進路を選んできた
大学時代からバドミントンのコーチを始め、またウェブマーケティングを学びたかったので大学を卒業してからはそれらに取り組んだ
バドミントンのコーチとしては雇用形態は外部委託であり、ウェブマーケティングについては自営業だった
それらだけでは収入としては不十分だったため、派遣のアルバイトや、コンビニでアルバイトもしていた
そのようなキャリアのスタートだったが、それ以降、ウェブマーケティングの会社に就職したり、ウェブ制作、クリエイティブを学ぶために学校に通うなどして、今その時に何をしたいかでキャリアを選んできた
ウェブ系のことを一通りやったら今度はエンジニアになりたいと思うようになり、その後、たまたまエンジニア未経験での採用を行っていた世界的な外資系コンサルティングファームに就職することになった
ただ、就社してからエンジニアとしての研修は受けるものの、配属後はエンジニア職というよりも、コンサルタント職的な働き方をしたのは不思議な縁を感じた
というのも、新卒での就職活動の時、コンサルティングファームを第一志望として就職活動を行っていた経験があったからだ
その後、新卒として就職することはなかったが、その時のコンサルタントになりたいという想いが、10年以上経って叶うなんてことは思いもよらなかった
このようにして、私のスキルとキャリアは積み上げれられていった
最終的に世界的な企業で働くことになったが、これは世界的な企業だから選んだという訳ではない
転職活動のタイミングで、未経験でエンジニア職として求人募集をしていた企業がそこしかなかったからだ
それ以外にも、それまでに経験していたウェブマーケティング職で応募もしていたが、全て落ちてしまっていた
最後に残ったこの外資系コンサルティングファームに、不思議な縁で就職することになったのだ
このように、キャリアと言うのはどこで何が起こるか分からない
ただ、一つ言えることは、その時の自分の心に真摯に向き合うことが大事だということではないかと思う
もちろん、それが、どこどこの企業に入りたい、というのであればそれでもいいと思う
でも、その企業に入ったとして自分がやりたいことは叶えられるのか、磨きたいスキルを磨くことが出来るのかというのは、第一優先で考えなければいけないのではないか、というのが私の考えだ
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